プロボクシング4団体統一スーパーバンタム級王者井上尚弥(31=大橋)が9月3日、東京・有明アリーナ控えるWBO世界同級2位で元IBF世界同級王者のTJ・ドヘニー(37=アイルランド)との防衛戦(WBAスーパー、IBF2度目、WBC、WBO3度目)に向け、練習公開した。21日、横浜市内の所属ジムで報道陣の前でシャドーボクシング、サンドバッグ打ちを披露。井上は「ドヘニーが判定で勝とうなんて(いう気持ちは)さらさらないだろうし、だからこそ1発を気をつけないといけない。自分のボクシングに集中したい」と気を引き締めた。

所属ジムの大橋秀行会長(59)は国内でドヘニー戦を3度、組んでいる。5月の東京ドーム大会でも、ネリの体重超過などを懸念し、リザーバーとしてドヘニーが第1試合に出場。ブリル・バヨゴス(フィリピン)に4回TKO勝ちし、3戦連続KO勝利を挙げている。7月のカード発表会見では「ネリよりも怖い」と話していた同会長は「ドヘニーには怖さがある。ネリのリザーバーで出てもらい、ネリに勝ったら次はドヘニーという話をしていたぐらい怖い。危険なイメージがある」と口にした。

また井上の父真吾トレーナー(52)も「周りが言っているような(年齢的に衰えてという)イメージは持っていない。元世界王者ですし、フィジカルも体も強い。尚弥も気を引き締めているし油断は一切、ない」と強い警戒感を示した。