昨年8月23日に79歳で亡くなったテリー・ファンクさんの一周忌追悼および、“邪道”大仁田厚(66)デビュー50周年記念の川崎大会が24日に開催され、メインイベントで大仁田&雷神矢口VSドリー・ファンクJr.(83)&西村修(52)の「ダブルヘル電流爆破タッグデスマッチ」が行われた。
83歳のドリーが電流爆破マッチに耐えられるのか、そしてステージ4の食道がんを患いながら文京区議会議員としても活動する西村の体は大丈夫かとファンが心配する中、2人が好連係を見せた。西村は大仁田の毒霧を浴びながらも、大仁田が振り下ろした電流爆破バットから身をていしてドリーを守り、自らが爆破させられる気概を見せた。
一方のドリーは電流爆破のごう音が鳴り響く中、悠然とリングに立ち続けた。最後はついに伝家の宝刀スピニング・トーホールドを披露し、矢口を痛めつけた。そして息の合ったリレーで今度は西村がスピニング・トーホールドを決め、13分5秒、矢口からタップを奪った。
ドリーは試合後、「ドリーコール」の中、リング上でマイクを握ると、まず日本語で「ニホンノ、プロレスファンノミナサン、アナタノ、アタタカイゴシエンヲ、マコトニアリガトウゴザイマス!」と話し、続けて英語で父ドリー・ファンク・シニアと亡き弟テリーに感謝。そしてファンに向けて「Never quit forever(いつまでも諦めないで)」と連呼した。
次に西村がマイクを持つと、ドリーの言葉に呼応するように「私自身もまだまだやり残したこと、言い続けたいことがあります。必死にプロレスとともに、そして政治とともにまだまだ生きてまいりたいと思います」と力強く誓った。

