メインイベントでLIDET UWF世界王座戦(持ち点5からのロストポイント制。ポイントが0になる以外は、ギブアップ、KO、レフェリーまたはドクターストップ、セコンドのタオル投入、反則行為、試合放棄、ノーコンテストで勝敗が決まる)が行われ、王者・中嶋勝彦(36)が、プロレスリング・ノアのユニット「金剛」で共闘したこともある挑戦者・船木誠勝(55)を退け、初防衛を果たした。
試合はまず船木のアンクルホールドで中嶋がロープエスケープ(中嶋4-5船木)。続いて船木のヒザ蹴りで中嶋がダウンを喫して、連続でポイントを失った(中嶋3-5船木)。
すると今度は中嶋がバックドロップでダウンを奪い(中嶋3-4船木)、さらに中嶋が船木の左ミドルをキャッチしたまま左の張り手を顔面にたたきこみ、再びダウンさせた(中嶋3-3船木)。
その後、船木が右のバックブローで中嶋からダウンを奪った(中嶋2-3船木)。さらに船木がヒザをたたき込もうと中嶋の首を押さえようとしたが、その手をはらって中嶋が右の強烈な張り手を見舞ってダウンを奪い返した(中嶋2-2船木)。
10分が経過したところで素早く背後に回った中嶋がスリーパーで締め上げると、レフェリーが試合をストップ。10分19秒、中嶋がTKO勝ちで初防衛を果たした。
中嶋は試合後のマイクで「俺は今日、命を削る覚悟でこのリングに立った。それはなぜか。相手が船木誠勝だからだ。一瞬のまぐれだよ、きっと。でも俺はまたこのUWFのベルトを巻いて、このリングに立っている」と話し、続けて「そして今日、船木誠勝と試合をして、思ったことがある。船木さん、俺と一緒に戦ってくれませんか? この新しいLIDET UWF、船木戦で燃えたこの火を、俺はもっと燃やしていきたい。そして船木さん、あなたと一緒ならプロレス界の地形を変えられるかもしれない。ぜひ、俺と戦ってくれ。よろしくお願いします」と正座で手を差し出すと、船木も握り返して「力の続くかぎり、自分も後押しします」と受け入れた。

