ボクシング元WBC世界ライトフライ級王者でIBF世界同級2位の矢吹正道(32=LUSH緑)が7日、名古屋市内の所属ジムで練習を公開した。
10月12日に愛知県国際展示場で同級王者シベナティ・ノンシンガ(25=南アフリカ)に挑む。
約100ラウンドのスパーリングをこなしてきたという矢吹の体はバキバキに仕上がっていた。「距離の長い選手、インファイトの選手、両方とやってきた。心配は特にないです。(ノンシンガの情報は)聞いてもいないし興味もない」とキッパリ言い放った。
22年3月、寺地拳四朗(BMB)とのダイレクトリマッチに敗れてベルトを失って以来、約2年ぶりに世界の舞台に帰ってくる。その間に左アキレス腱(けん)を断裂するなど引退危機と直面しながら、再び世界王者に返り咲く挑戦権を得るまでに戻ってきた。
「落ち着いているし、自信もあります。(自分の力を)出し切って負けたらそれまでなんで。リングの上では100%の気持ちで戦います」
2年7カ月ぶりのベルト戴冠へ。最大の難関、減量も残り3キロ程度とし「この1週間で落とします。以前よりは楽になっている」。あらゆる不安を打ち消し、世界挑戦の舞台に立つ。

