シルム(韓国相撲)出身の総合格闘家でタレント、身長218センチを誇る44歳の元K-1戦士チェ・ホンマン(崔洪万)の近況が明らかになった。韓国の放送局tvNのバラエティー番組「フリーなドクター」が2月28日に「風と共に消えたスターたちの衝撃近況」と題した特集を放映し、日本でも活躍した“巨人”が、故郷である済州島の山中で「6年間、人目を避けて暮らしている」と伝えられた。
番組や韓国メディアの報道によると、取材を受けたチェは「大半の時間を1人で過ごし、静まり返った夜間だけ外出する生活を送っている」と明らかにした。何年も前からマスクを着けないと不安だといい、人の少ない静かな済州島に戻って身を隠しているという。
チェは日本の大相撲で横綱に相当する、韓国相撲の天下壮士。2005年から日本のK-1で活躍し、タレントとしても日韓の芸能界で活躍した。暗転したのは11年。20代の女子大生を暴行した疑いで在宅起訴され、後に不起訴処分となったものの、誹謗(ひぼう)中傷にさらされて対人恐怖症に陥っていたという。
チェは当時、日刊スポーツの取材に対しても釈明。「経営する飲食店を訪れた女子大生が酒に酔って暴れた際、店を出るよう背中を押したが、女性が『頭を小突かれた』と交番に届け出られて騒動になっていた」と説明し、その後「お騒がせして申し訳ありませんでした。お互いに誤解がありましたが、円満に解決しました」と和解に至ったことを報告していた。
16年にはインスタグラムでガールフレンドの存在を明かすなど立ち直ったかに見えたが、人間が怖い精神的な落ち込みは改善せず、日本のテレビ番組で、母国を離れ大阪に一時移住していたことを告白していた。
「マスクは変装の為につけてるらしいんだけど、絶対意味ない笑」と友人のSNS投稿で2019年の近況が明かされたことはあったが、その後「山奥で6年間」の隠居生活に追い込まれていたという、衝撃の事実が明るみに出た格好だ。
◆崔洪万(チェ・ホンマン)1980年10月30日、韓国・済州島生まれ。03年に東亜大を中退し、韓国相撲シルムのプロとしてLG投資証券へ。同年12月の天下壮士大会(無差別級)を制して天下壮士(横綱)に上り詰めた。テクノダンスが得意で、巨体(218センチ、160キロ)に似合わぬコミカルな動きでも魅了。「テクノ・ゴリアテ(巨人)」の異名も取っていた。04年12月、所属先の合併問題を機に日本のK-1参戦を決断。05年3月にデビューし、初のトーナメントで若翔洋や曙らを連破して人気者になっていた。タレントとしても活動した。

