プロボクシングWBO世界バンタム級王者武居由樹(28=大橋)が1戦集中で2度目防衛戦に臨む。28日、横浜のBUNTAIで同級8位ユッタポン・トンデイ(31=タイ)の挑戦を受ける。14日には横浜市の所属ジムで練習を公開し、シャドボクシングや指導を受ける元世界3階級制覇王者八重樫東トレーナー(42)とのミット打ちを披露。昨年12月に痛めた右肩の不安を払拭(ふっしょく)する軽快な動きをみせた。

今年11月に世界挑戦を控えるWBC世界同級1位那須川天心(26=帝拳)との将来的な王者対決が期待されている立場。さらにWBA世界同級王者堤聖也(29=角海老宝石)からは統一戦も呼びかけられていることに言及。昨年9月の元WBC世界フライ級王者比嘉大吾(志成)戦以来、約8カ月ぶりのリングとなる武居は「今回は先のことを全然、考えていない。とにかくユッタポン選手に倒して勝つことにすごく集中している。天心選手とか、堤選手のことは正直、今はどうでもいいなという感じ」と率直な心境を明かした。

所属ジムの大橋秀行会長(60)によると、ユッタポン戦に勝利後、武居は今秋、那須川の練習パートナーを務めた経験がある同級1位クリスチャン・メディア(25=メキシコ)との指名試合に臨むことが濃厚。那須川や堤との対戦は来年以降になる。