プロボクシング4団体統一スーパーバンタム級王者井上尚弥(32=大橋)が、創刊100年以上の歴史のある米老舗専門誌ザ・リングの特集記事に掲載された。この1週間で2度、記事が組まれ「井上尚弥、ボクシング引退は2027年と予想」が最新記事となる。同誌によるインタビューで井上は「時が来たらキャリアを終えたいと思っている。今年を含めてあと3年くらいは残っていると思います」と明かしたという。
今年4月に32歳を迎えた井上は、この3年間が現役生活のピークであるとの認識を持っている。インタビューでは「体力やパフォーマンスの衰えはまだ感じていませんが、いつか必ず衰える日が来ると思っています。そのことを念頭に置いてトレーニングや試合を計画しなければなりません。人間ですから、衰えは避けられないもの。だからこそ準備をし、自分自身を知ることが大切だと考えています」とコメントしていた。
もう1つの記事では、米人気選手の1人となるWBC世界スーパーフライ級王者ジェシー・ロドリゲス(25=米国/帝拳)との将来的な対決に意欲を持っていると伝えた。同誌が選定するパウンド・フォー・パウンド(階級を超越した最強ランキング)で井上は2位、ロドリゲスは6位にランクされている。現時点で2階級違う関係にあるが、井上は「彼(ロドリゲス)は良いファイターだと思います。スーパーバンタム級で戦うために少し体を大きくしている自分と体格はそれほど変わらない。対戦はまったく不可能ではないと思います。タイミング次第。ロドリゲス選手が階級を上げることを待つつもりはないです」と同誌のインタビューで現時点の心境を明かした。
もしロドリゲスがスーパーバンタム級に転向するならば、という前提ならば「彼は間違いなく候補者の1人になると思います」とも口にしたという。

