第1、第2試合で2人の新人がデビューした。まず儛島(まいしま)エマ(21)が、アーティスト・オブ・スターダム&STRONG女子のベルトを引っさげて登場したAZM(22)と対戦。ドロップキック、ボディアタック、横入り式エビ固めと次々に繰り出して奮闘した。最後は10分49秒、あずみ寿司で押さえ込まれて3カウントを奪われたが、根性のあるところを見せた。
大阪・柏原市出身のエマは1年2カ月の練習生期間を経てデビュー。スポーツ経験はないものの、高校卒業後に女子プロレスラーになるためにまず陸上自衛隊に入隊。体を鍛えることと上京資金を捻出することを両立し、2年間の訓練で数百万円をためてスターダムの門をたたいたという。
この日の試合後には両親に向けて「危険な職業なので、今でもあんまりよくは思ってないと思うんですけど、いつか試合を見に来て応援してくれたらなって思います」とメッセージを送った。
第2試合では古沢稀杏(ききょう、21)が、自分より若い20歳ながら17年にデビューしている羽南と対戦。ドロップキック、ボディスラム、変形卍固めなどで羽南に対抗するが、8分21秒、逆エビ固めでタップを奪われた。
静岡・富士宮市出身の稀杏は試合後「みなさんの声援がすごい力になったし、感極まって泣きそうになっちゃったくらい、すごい楽しかった」と振り返り、逆に羽南に「タップアウト勝ちしたいです」と目標にかかげた。
稀杏と羽南がバックステージでコメントしていると、向後桃も現れ「やられても、やられても立ち上がる姿とか、もう客観的に見て、スターズにぴったりだなと思って」と、羽南と2人で早くも稀杏をスターズへと勧誘していた。

