“TJPW版・夏の甲子園”東京プリンセスカップ準々決勝4試合が行われ、渡辺未詩(25)、荒井優希(27)、遠藤有栖(27)、中島翔子(34)が4強入り。今月17日に大阪・エディオンアリーナ大阪第2競技場で行われる準決勝にコマを進めた。

セミファイナルで遠藤が“絶対的エース”山下実優を相手に大番狂わせを起こした。序盤から山下の空手ベースの強烈な蹴りをいいように浴びてフラフラに。しかし一瞬のスキを突いて山下のスリーパーから逃れ、逆にキャメルクラッチで山下を絞り上げて体力を削った。

遠藤は終盤にもう一度キャメルクラッチを狙ったが、これをかわされ、ボディへのキックを被弾。投げっぱなしジャーマンでたたきつけられた。さらにハイキックをもろに浴びてダウン。しかし最後まで諦めなかった。

遠藤は山下のスカルキックをかわしてスーパーキック。さらに水車落としで山下をコーナーにたたきつけてから、スーパーキック、什の掟(じゅうのおきて、変形ヘラクレスカッター)とつないで3カウントを奪取した。

遠藤は試合後「山下さんと戦うと、この自分の中にある、なんか知らない熱というか、そういうのが出て、本当に、マジでこういうこと言っていいか分かんないけど、楽しいって、めちゃめちゃ思える。だから山下さんとは、まだまだこれから先も戦っていきたい」とシングルで初めて勝ったエースについて語り、「そして、遠藤有栖はこのトーナメント、制覇します!」と宣言した。

◆山下実優の話「今年のサマーはめっちゃバッドなんですけど。私の夏のトーナメントは終わりましたけど、めちゃくちゃ悔しいけど、この悔しさを力に変えて、進化していこうという気持ちにはもう切り替えられてるんで。今日は有栖に負けました。だからこそもっともっと強くなります」

▼東京プリンセスカップ準々決勝

○渡辺未詩 (12分56秒、リバース・パラドックス) ×風城ハル

○荒井優希 (9分39秒、サソリ固め) ×上原わかな

○遠藤有栖 (12分30秒、什の掟→片エビ固め) ×山下実優

○中島翔子 (18分30秒、ダイビング・セントーン→片エビ固め) ×瑞希

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