プロボクシング前WBC世界ミニマム級王者・重岡優大(28=ワタナベ)の現役引退が14日、所属ジムから正式発表された。
13日に重岡自らがSNSを通じ、5月の世界挑戦後に急性硬膜下血腫で緊急の開頭手術を受けた前IBF世界同級王者の弟銀次朗(25)が故郷・熊本県内の病院に転院したことを伝えた上で「今日、俺・優大はボクシング引退を決意しました」と報告。意識が戻っていない弟の復活をサポートする意向を示していた。
ワタナベジム渡辺均会長のコメント全文は以下の通り。
「このたび、ワタナベジム所属の重岡優大選手が、プロボクサーとして引退する決意を固めましたことをご報告申し上げます。
優大選手は幼少の頃から格闘技を始め、弟・銀次朗選手と切磋琢磨しながら数々のタイトルを獲得し、ついには世界チャンピオンの栄冠にも輝きました。その努力と闘志、そしてリング上での誠実かつ果敢なファイトは、ジム関係者のみならず、多くのファンの心を魅了してまいりました。
今回の引退は、銀次朗選手の療養を支えながら、自らの新たな夢へと歩みを進めるための、優大選手自身の強い決断です。これまで培ってきた努力、忍耐、仲間との絆を胸に、これからは“人生というリング”で弟を支え、重岡兄弟としての新たな挑戦を続けてまいります。
これまで優大選手を応援し、支えてくださったファンの皆さま、スポンサー各位、並びに関係者の皆さまに、心より感謝申し上げます。ワタナベジムとしても、これからの優大選手の歩みを全力で応援してまいります。
重岡優大選手、本当にお疲れさまでした。そしてこれからの人生にも、リングで見せてくれたあの輝きが続くことを、心から願っています。
ワタナベボクシングジム
会長 渡辺均
スタッフ一同」

