プロボクシング元東洋太平洋スーパーフェザー級王者で元日本ライト級王者の三代大訓(30=横浜光)が現役引退すると21日、発表された。今年6月、米ニューヨークでIBF世界同級挑戦者決定戦に臨み、20年東京オリンピック(五輪)同級金メダリストのアンディ・クルス(30=米国)に5回TKO負けを喫し、世界挑戦のチャンスをつかめなかった。

所属ジムを通じ「6月14日のニューヨークでの試合を最後に引退を決めました。プロアマ通して15年間、ボクシングをしてきて、実績は上には上がいるので誇れるものではありませんが、ボクシングを通じて得た縁は心から誇れるものがあります。ボクシングを続けてきてよかったです。支えてくれた皆さま、応援ありがとうございました」とコメントした。

島根・松江市出身の三代は名門・中大ボクシング部で主将と勤めるなどアマ戦績41勝(4KO)16敗の実績を残し、17年3月にプロデビュー。18年6月にタイトル初挑戦で東洋太平洋スーパーフェザー級王座を獲得し4度防衛後に返上。20年12月には元WBO世界同級王者伊藤雅雪との日本人対決で判定勝利した。24年8月には日本ライト級王座を獲得し2度防衛後に返上。世界挑戦への準備を進めていた。