第10試合でKNOCK OUT-BLACK女子アトム級(-46キロ)王座決定戦が行われ、元プロボクシングWBO女子世界ミニフライ級王者の山田真子(31=GROOVY)と人気の美女ファイターKiho(22=KNOCK OUT GYM調布)が対戦。3回を終了して判定1-1で延長に突入し、延長判定2-1でKihoが初戴冠を果たした。
試合は立ち上がりから山田が積極的に前に出て、要所で鋭いパンチをたたき込み、Kihoは圧力を受けながらもキックを中心にカウンターを狙う展開。延長に入っても内容は変わらず、押していたのは山田のようにも見えたため、KNOCK OUT山口元気代表は試合後、Kihoにベルトを巻きながら「再戦だからな」と、いち早く宣言したほど。11月の後楽園大会でダイレクトリマッチが組まれる見通しとなった。
山口代表はその後の会見で判定に憤りながら「本戦でも山田選手が1ポイント勝ったかなと思ってたし、ドローになったのも意外だったし、延長も山田選手だなと思った。その理由はやっぱりKNOCK OUTなので倒しにいってる姿勢。あれで勝ちにされたKiho選手には何の罪もない。一生懸命戦ってるだけなので。ジャッジが判断基準を間違えた」と“ジャッジミス”だと断言。Kihoを支持したジャッジはムエタイをメインにしているジャッジで、ムエタイ流の採点をしたため、このような結果になったのだと説明した。
山口代表は「ルール上あるのなら(ベルトは)主催者預かりにしたいくらい。そのくらいKNOCK OUTの存在意義が揺らいじゃったというか。ムエタイじゃないんで。前蹴りでこかしたから勝ちとかそういうのはないし、イニシアチブを取ってたから勝ちとかいうのはない。あくまでも倒しにいく姿勢を取るというふうにしないと」とジャッジに苦言を呈し、再戦ではムエタイがメインのレフェリーは外すと明言した。
山田は再戦について「いつでも。対戦をする準備は明日からしようと思っています」と意欲を見せ、判定については「さすが(Kihoは)KNOCK OUTの看板選手だなって」とニヤリと笑いながら主催者側をチクリ。
一方、戴冠を果たしたKihoも試合終了直後は悔しさで号泣したほどで、試合後の会見でも「相手選手もそうですし、見ている方もそうですし、自分自身ももやもやするというか、しっかり勝ちきれてないので。そういった部分で、もう年内にはダイレクトリマッチやらせてもらえればいいなと思っています」と再戦を受け入れていた。

