ボクシングWBA世界スーパーライト級1位の平岡アンディ(29=大橋)が待望の世界初挑戦を果たす。

11月14日(日本時間15日)、米マイアミで同級王者ギャリー・アントン・ラッセル(29=米国)に挑戦すると22日(同23日)、発表された。昨年9月、イスマエル・バロッソ(ベネズエラ)との同級挑戦者決定戦で9回TKO勝利し、次期挑戦者となって以来、約1年2カ月ぶりのリングとなる。過去、国内ジム所属の世界王者は3人のみという難関階級で世界奪取を狙う。

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米興行主から世界初挑戦が発表された平岡は待ちに待った世界初挑戦に胸を躍らせた。昨年9月のWBA同級挑戦者決定戦を制してから約1年2カ月が経過。自身のSNSを通じ「1年間試合ない間もアクティブにやってきた! 後は任せてください!」と気合の入ったコメントを発表した。 挑戦権獲得後の今年3月、ラッセルが当時の王者ホセ・バレンズエラ(メキシコ)を下したことで、平岡のターゲットが変更。対戦交渉の推移を見守りながら、トレーナーの父ジャスティス・コジョ氏とのコンビで世界戦準備を進めていた。過去、国内ジム所属の世界同級王者は3人のみ。92年4月に王座獲得した平仲明信が最後だ。世界王者ゼロのウエルター級などと同じく難関の階級で、日本勢では約33年ぶりとなるスーパーライト級世界王座獲得を狙う。

なお参戦興行のメインは人気ユーチューバーでWBA世界クルーザー級14位ジェーク・ポール(28)-世界3階級制覇王者で現WBA世界ライト級王者のジャーボンテイ・デービス(30=ともに米国)戦というエキシビションマッチとなる。同カードが海外で話題のイベントとなっている。

◆国内ジム所属のスーパーライト級王者 藤猛が67年4月、初めて王座を獲得し1度防衛。浜田剛史が86年7月にWBC同級王座を獲得し1度防衛。平仲明信が92年4月にWBA同級王座を獲得した以降、30年以上も国内ジム所属の同級王者がいない。国内では1階級下のライト級で3人、1階級上のウエルター級はゼロと欧米男性の平均体格とされる階級の1つ。コンスタンチン・チュー(オーストラリア)、フリオ・セサール・チャベス(メキシコ)、オスカー・デラホーヤ、フロイド・メイウェザー、テレンス・クロフォード(すべて米国)とスター選手が王座を獲得。

◆平岡(ひらおか)アンディ 1996年(平8)(平8)8月8日、横浜市生まれ。元アマボクサーでガーナ人の父ジャスティス・コジョ氏の勧めで4歳からボクシングを開始。中学から陸上中距離で活躍し、横浜高時代に国体出場。同高在学中の13年2月に花形ジムでプロデビューし、4回TKO勝ち。14年に東日本ライト級新人王獲得。15年から米修行し、17年から大橋ジム所属。18年9月、日本ユース・スーパーライト級王座獲得。21年10月、日本、WBOアジア・パシフィック同級王座を獲得。身長180センチの左ボクサーファイター。