即再戦が初防衛戦の王者松本流星(27=帝拳)は、初世界戦翌月に亡くなった恩師にささげる勝利を目指す。昨年9月の同級王座決定戦以来、約6カ月ぶりに同級4位高田とのリマッチを迎える。前回はバッティングで高田が倒れ、負傷判定勝ちだった。松本は「完全決着がテーマ。全部の面で上回っているところを証明し、圧倒的に勝ちたい。理想はKOがいいが、判定でも1ポイントも与えない勝ち方をしたい」と強気の姿勢だ。
日大時代に指導を受けた前監督の梅下新介さんが昨年10月、51歳で死去した。松本は「世界戦後、おめでとうの次に高田選手が無事で良かったと連絡が入った。尊敬するところ。目標は王者だが目的は人間形成とずっと言われていた」と振り返る。前夜の夢に梅下さんが初登場したとも明かし「この時期に出てきてくれて本当に良い方向に進んでいると思う」と天国に初防衛を届ける姿勢だ。

