<プロボクシング:WBC女子世界ライトフライ級タイトルマッチ>◇8日◇東京・後楽園ホール◇1300人

 王者富樫直美(35=ワタナベ)が、6度目の王座防衛を果たした。同11位ジュジース・ナガワ(23=フィリピン)と対戦。左ジャブで試合の主導権を握ると、反撃に出る相手を左右の連打でコーナーに追い込んだ。4回終了時の公開採点で圧倒的にリードすると、5回1分32秒、強打の右フックで戦意を奪い、さらに連打を浴びせたところでレフェリーストップ。TKO勝ちした。富樫は「このタイトルマッチを実現するために選手、関係者など多くの方に尽力していただいた。後楽園ホールのリングに立てたことを感謝します」と目頭を熱くした。