日本ボクシングコミッション(JBC)は27日、東京都内で資格審査、倫理両委員会を開き、国際ボクシング連盟(IBF)スーパーフライ級の亀田大毅(亀田)が統一戦で敗れながら王座を保持した問題で、亀田陣営に何らかの処分を下す方向で最終調整に入った。

 相手が体重超過で失格となった昨年12月の試合前日のルール会議後の説明や、試合後にIBFが記者会見した映像の検証が行われたとみられる。

 IBFは亀田敗戦の場合に王座は空位になると発表したが、試合後に翻した。試合前から勝敗に関係なく王座を保持すると分かっていたとの亀田側の主張が問題視されている。IBFに対しても厳しい意見が出ているという。