日本相撲協会が元横綱日馬富士関の暴行事件で関係者の処分を決定したことを受け、スポーツ庁の鈴木大地長官は21日、「暴力根絶に向けた厳しい処分。協会の姿勢が表れた処分になったのではないか」と述べ、対応に理解を示した。

 日本相撲協会が「再発防止検討委員会」を設置する方針を示したことも評価し、「一過性の事件とせず、忘れないようにしていくことが必要。取り組みを注視していきたい」と語った。

 陸上競技用のハンマーが当たって群馬県藤岡市の高校生が死亡した事故に関しては「このような事故が起こったのは非常に残念。改めて学校現場での安全確認、管理を徹底するようにしたい」と話した。