日本相撲協会の八角理事長(55=元横綱北勝海)が、秋場所初日の9日、恒例の協会あいさつ冒頭で「このたびの各地での台風、北海道での地震により、被災された方々には、1日も早い復旧、復興をお祈りいたします」と、故郷の北海道をはじめ、被災地を思いやった。

協会あいさつでは、八角理事長が休場力士に代わって、ファンにわびることも多かったが、今場所は十両以上に休場者はなし。

「横綱、大関をはじめとする各力士は、日ごろの稽古の成果を存分に出し切り、気迫のこもった相撲で土俵を務め、皆さまのご期待に応えられることを確信しております」と、堂々と話していた。