大相撲の新大関貴景勝(22=千賀ノ浦)は14日、相撲は取らずに基礎運動で汗を流した。この日、茨城・常陸大宮市で行われた巡業に参加。

前日13日に相撲を取る稽古を再開したが、この日の朝稽古では再び、腕立て伏せなどに時間を割いた。「もう少し基礎をやって、いい状態にしたい。(稽古は)基礎がほとんどでもいいと思っている」と、相撲を取る稽古にこだわっていないことを強調した。新大関として迎える夏場所(5月12日初日、東京・両国国技館)に向けては「あと1カ月ある」と、焦りとは無縁の冷静な口調で話していた。