横綱鶴竜(34=陸奥)が7月場所2日目の20日、日本相撲協会に「右肘靱帯(じんたい)損傷、肘部管症候群により約2週間の加療を要する見込み」との診断書を提出して休場した。

師匠の陸奥親方(元大関霧島)によると13日の稽古で負傷し、初日の前頭遠藤に敗れた際に悪化させた。師匠は「(初日に)右手から落ちて肘を痛めた。(相手に)当たるのが怖くなるから、しっかりと治した方がいい」と説明した。

鶴竜は3場所連続休場明けとなった春場所で12勝3敗の成績を残し、優勝次点だった。休場は1月の初場所以来16度目。2日目の対戦相手、小結大栄翔は不戦勝となった。