幕内後半戦の錦戸審判長(元関脇水戸泉)が、1敗を守った東前頭17枚目照ノ富士(28=伊勢ケ浜)について「玉鷲に勝てば三役に持っていかないと」と、12日目の玉鷲戦に勝てば役力士との対戦を組むことを示唆した。

幕尻の照ノ富士は10勝1敗で横綱白鵬、新大関の朝乃山と優勝争いのトップに並んでいる。12日目の取組次第では単独トップに立つ可能性もある。

優勝争いは1敗の3人を、6人の3敗勢が追うかたちになっている。錦戸審判長は「3敗は(優勝の可能性は)いかないと思う。1敗か2敗。白鵬が崩れないし、朝乃山も崩れない。3人かなと思う」。45度目の優勝を目指す白鵬、朝乃山、序二段から幕内復帰を果たした照ノ富士の争いになると予想した。