大相撲の大関朝乃山(26=高砂)が11月場所3日目の10日、日本相撲協会に「右肩三角筋挫傷にて約4週間の治療を要する見込み」との診断書を提出して休場した。

診断書によると、勝った初日の霧馬山戦で負傷。2日目は小結照ノ富士の上手投げに屈して、初黒星を喫した。朝乃山の休場は、16年春場所で初土俵を踏んで以来、初めて。今場所後の12月に師匠の高砂親方(元大関朝潮)が定年を迎えるため、今場所に懸ける思いは強かったが無念の休場となった。

対戦相手の、西前頭筆頭若隆景は不戦勝。今場所の幕内の休場は、横綱白鵬、横綱鶴竜、前頭の琴勇輝に続いて4人目となった。