6場所出場停止明けで大関経験者の西三段目22枚目朝乃山(28=高砂)が、東三段目22枚目剛士丸(25=武蔵川)を寄り切りで破り、復帰場所で白星発進を飾った。昨年夏場所11日目の5月19日以来、418日ぶりの本場所出場だった。

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朝乃山の師匠、高砂親方(元関脇朝赤龍) (取組を)審判部のテレビで見ていました。1年ぶりということで、ちょっと硬さもあったけど、自分の相撲で勝ってくれた。ホッとしている。この一番を取って、緊張もほぐれると思うし、次も頑張ってくれれば。私もいろいろ支えてあげたかったし、ようやく復帰したので、自然と頑張ってくれると思います。体は1年間しっかり稽古はできた。復帰の土俵に立てた喜びもあるので、頑張ってくれると思う。

【写真特集】朝乃山は418日ぶりでも「めっちゃ強かった」/2日目