大相撲初場所で十両優勝した大関経験者の朝乃山(28=高砂)が15日、都内の部屋で、出稽古に来た小結霧馬山、平幕の竜電、同部屋の幕下石崎と計13番取り8勝5敗と確かな実力を示した。このうち霧馬山には持ち味の前に出る相撲で5勝1敗と圧倒した。
一方で三役経験者の竜電には土俵際まで押し込むも粘られて反撃に遭う場面が目についた。「(竜電は)簡単には負けない。執念を感じました。1年間ずっと部屋で稽古していたので、昨日から久々に幕内の人たちと相撲が取れて良い稽古ができています」と振り返った。
前日の14日には関脇の若隆景、小結の若元春、霧馬山などが部屋に集まり、申し合い稽古を重ねた。連日にわたって続くハードメニューもきっちりこなし、春場所(3月12日初日、エディオンアリーナ大阪)に向けて順調に調整を積んでいる。
前日の14日はバレンタインデー。地元富山に届けられたのも合わせるとチョコレートが20個余りもらったという。人気業師の平幕の宇良(50個)には及ばなかったが、「番付が上がれば、チョコの数も自然と増えてくるはずと思っています」と前向きだ。来年のバレンタインデーはどの地位で迎えるか。もらった数とともに注目だ。【平山連】

