大関経験者で東前頭14枚目の朝乃山(29=高砂)が、13日目の結びの一番で横綱照ノ富士と対戦することが発表された。11日目まで、ともに10勝1敗。朝乃山が結びの一番で取組を行うのは、21年5月17日、夏場所9日目に勝った阿武咲戦以来、739日ぶりとなる。同場所は、1人横綱の白鵬が休場し、他に貴景勝、正代、照ノ富士が名を連ねた4大関の1人として4日に1度、結びの一番を取っていた。

また横綱戦となると、1161日ぶり。大関昇進前の関脇時代、20年3月21日、春場所14日目に敗れた鶴竜戦以来となる。

12日目に、朝乃山と照ノ富士のどちらかが勝って、どちらかが敗れて差がつくと、13日目の照ノ富士-朝乃山戦の結果次第では、優勝に王手をかける可能性がある。