日本相撲協会は26日、大相撲名古屋場所(7月9日初日、ドルフィンズアリーナ)の新番付を発表した。
横綱は、在位12場所目となる照ノ富士(31=伊勢ケ浜)が今場所も一人横綱として東に就いた。4場所連続休場明けの先場所は、横綱の貫禄を示し14勝1敗で8度目の優勝を果たした。なお一人横綱は番付上で11場所連続となった。また、今年初場所から、番付上で表記されていた照ノ富士の「横綱大関」も、大関が2人になったことで解消された。今年初場所で、番付上では実に125年ぶりの1横綱1大関(前回は1898年春場所の横綱小錦、大関鳳凰)だった状況も、先場所までの3場所連続で止まった。
大関陣は、先場所まで一人大関を3場所連続で務めていた貴景勝(26=常盤山)が4場所ぶりに東に就いた。
西は霧馬山改め師匠のしこ名を継いだ霧島(27=陸奥)が就いた。新大関誕生は、22年春場所の御嶽海以来で、陸奥部屋からは史上初めて。モンゴル出身の新大関は、15年名古屋場所の照ノ富士以来6人目。外国出身では18年名古屋場所の栃ノ心以来、12人目の新大関誕生となった。
関脇3人は、いずれも大関取りの場所となる。東の豊昇龍(24=立浪)は6場所連続の在位(三役は9場所連続)、西の大栄翔(29=追手風)は2場所連続の在位(三役は3場所連続)、西の序列2番目の若元春(28=荒汐)は2場所連続の在位(三役は4場所連続)となっている。
この3人はいずれも、先場所と先々場所で三役として2場所通算20勝以上している。これは72年秋場所の貴ノ花、魁傑、輪島以来、史上3回目となるハイレベルの関脇3人衆となった。なお、同じように前2場所通算21勝以上の関脇3人が名を連ねたのは初めてとなった。
小結は4場所連続の琴ノ若(25=佐渡ケ嶽)が今場所も東に在位し、西は阿炎(29=錣山)が昨年秋場所以来、5場所ぶりの復帰となった。
大相撲名古屋場所は、7月7日の取組編成会議で初日と2日目の対戦相手が決定。9日の初日を迎える。

