大相撲で最高位は東前頭4枚目、首の大けがによる7場所連続休場で西序ノ口13枚目まで番付を下げた炎鵬(29=伊勢ケ浜)が、名古屋場所(14日初日、ドルフィンズアリーナ)の出場を決めた。
11日、名古屋市の部屋での稽古後に明言。「いつかは決めないと土俵には上がれない。覚悟はできている。何を言われても自分の人生なので」と、けがの再発のリスクと隣り合わせとなる、復帰場所への決意を語った。
すでに痛みはなく、稽古も十分に積んできたという。「恐怖心が少しでもあるなら(本場所の)土俵には上がれない」と、肉体面以上に精神面の充実は著しい。番付外となることを避けて、1番だけ取ることを選ぶ力士も多いが「7番取ります。7番取らないと、やりきったとはいえない」と、早々に皆勤を宣言。復帰土俵については「これだけの月日、離れたので自分でもどういう気持ちになるか想像できない」と話し、笑った。恐怖心を乗り越え、新境地に達した現在は、楽しみが勝っているようでもあった。
初めて番付にしこ名が載った、17年夏場所以来、7年ぶり2度目の序ノ口土俵。7年前は7戦全勝で優勝しており、まずはその再現、その先に再び関取を目指す道が続く。

