行司軍配と審判のアナウンスが食い違う一番があった。
宇良-一山本戦でのこと。行司の式守勘太夫は一山本に軍配を上げたが、物言いがついた。
審判団が協議した末、高田川審判長(元関脇安芸乃島)は「ただいまの協議について説明いたします。行司軍配は宇良に上がりましたが、両者が体が出るのが同じてはないかと物言いがつき、協議した結果、一山本が残っており、行司軍配差し違いで一山本の勝ちとします」と場内アナウンスをした。
これは間違いで、正しくは行司軍配通りに一山本の勝ち。
ABEMA大相撲ライブで実況を務めた藤井康生アナは「差し違いにされたら困りますよ。行司の勘太夫にとっては黒星になってしまいますから。軍配を逆に見ていますね」と指摘した。
高田川審判長は打ち出し後「僕の言い方が悪かった」と間違いを認めて反省しきりだった。
勘太夫は「土俵下では(アナウンスが)よく聞こえなかったので、気づきませんでした。土俵上の協議では『軍配通りだよね』と言ってましたので…」と話していた。

