新入幕で東前頭14枚目の草野(24=伊勢ケ浜)が勝ち越した。同9枚目宇良(33=木瀬)との初顔合わせを制し「しっかり見て、見ながらも攻められた。中に入って、逆転技を警戒しました」と振り返った。初対戦では対応が難しい業師に、勝ちきった。伊勢ケ浜部屋の兄弟子、尊富士から「力はつええよ」という助言をもらい、頭に入れていた。

9日目は2敗目を喫していたが連敗はしなかった。敗れた後、宿舎で師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱照ノ富士)にあいさつに行くと、残り6日間に取るべき相撲を指摘された。

その師匠は膝の状態が悪いために9日目から休場。10日目の朝稽古後、検査のために一時帰京した。膝に水がたまり、抜いてもすぐにたまる。痛みが強く、歩くだけでも苦労する。異変を感じ、検査に踏み切った。

名古屋を離れた師匠に、草野は電話で白星を報告した。2敗を守り、優勝争いに残っている。「意識すると硬くなる。いい緊張感を持っていけたら。とりあえず2桁(勝利)を目標に頑張ります」。11日目は、同じく2敗の御嶽海との対戦が組まれた。

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