関取最年長40歳の東前頭筆頭玉鷲(片男波)が、関脇若隆景(30=荒汐)に勝ち、今場所初白星を挙げた。相手を中に入れさせずに押し出し。「今日は力で戦ったかな」。過去の対戦成績は4勝9敗だったが「そういっても始まらないので、とにかく今日は勝って良かった」と前向きに話した。
これで通算873勝とし、大鵬を抜いて単独史上9位となった。「光栄ですね」と受け止め、横綱大鵬について「かっこいい。今はみんな、勝っていろんな顔を出すけど、(大鵬)親方は顔に出さなかった。かっこいいですね。男がほれる男」と話した。
同じ二所ノ関一門として、玉鷲が「ペーペーのペー」という幕下だったころ、一門の連合稽古は大鵬部屋(現在の大嶽部屋)で行われた。稽古が終わると部屋の2階に通され、その場で職人が握るすしを食べさせてもらった。「そこでネギトロが大好きになった」と、笑いながら思い出を語っていた。

