新十両の寿之富士(としのふじ、25=伊勢ケ浜)は、押し出しで東十両12枚目の錦木(伊勢ノ海)を下して、白星で初日をスタート。出し投げで相手の体を起こし、自らの相撲を取りきった。
新調した紺の締め込みで臨んだ西十両11枚目の25歳は「とりあえず、がっぷりにならないように(注意した)。組んだら相手は重いので、先に動いて」と心がけていた。
「土俵入りも全部初めて。緊張感はある。結果的に勝てて良かった」
17年にモンゴルから来日。聖白鵬から改名し、西幕下2枚目だった今年の初場所で5勝2敗の好成績を挙げ、今場所は新十両となった。
「変わらず立ち合いを低くして、前みつを取るように。とりあえず今場所は勝ち越して、そこから2桁以上を目指したい」
京都の同志社大に通っていたことで、大阪は「やはり違いますね。他の地方とは」と話す。
師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱照ノ富士)は昨年6月の部屋継承後、寿之富士が最初の新十両だが、師匠は暴力行為の暫定措置で部屋では指導するものの、場所は休場している。

