弟子への暴力行為を認め、今月の大相撲春場所は休場の措置を取られた伊勢ケ浜親方(34=元横綱照ノ富士)の処分は、4月9日に都内で行われる臨時理事会で話し合われることが決まった。26日、都内で行われた定時理事会後、新たに広報部長に就任した藤島親方(元大関武双山)が発表した。当初はこの日、伊勢ケ浜親方の処分が決定するとみられていた。だが関係者によると、コンプライアンス委員会が日本相撲協会に答申する処分案は、まだ提出されておらず、この日、伊勢ケ浜親方に関する話し合いは行われなかった。4月9日に話し合いが行われ、同日に処分が決定するとみられる。

今回の問題は、伊勢ケ浜親方が、弟子の前頭伯乃富士(22)への暴力行為で、日本相撲協会から事情聴取を受けたことが先月末に判明。伊勢ケ浜親方はすぐに、暴力行為に及んだことを認め、報道関係者を通じて謝罪していた。正式な処分は出ていなかったが、大阪市で行われた春場所は休場の措置を取られて15日間、会場に来ることはなかった。

一方で、大阪市の部屋では、稽古で弟子を指導していた。今後は都内の部屋で再び弟子の指導にあたることになる。伯乃富士は春場所2日目から休場していたが、5日間休場後、7日目から再出場し、5勝6敗4休だった。休場理由は、先場所も途中休場した左足親指を痛めたためだった。3月29日から始まる春巡業は、休場することが、この日、発表された。