10月9日、埼玉・川越市で「東京2020オリンピック・ゴルフ競技記念碑」が川越4ロータリークラブ(川越・小江戸・西・中央)、協賛8団体から川越市(川合善明市長)へ贈呈された。

式典で川越4ロータリークラブを代表して小高章氏(川越ロータリークラブ会長)は、「関係者や市の協力があってこの地に設置できた。ゴルフを通じて青少年の健全育成と石文になれば」とあいさつ。

川合市長は、「開催が遅れたが、東武東上線の霞ケ関周辺やゴルフ場への誘導道路の整備を行った。川越が世界に発信され、大会の成功に安堵(あんど)している。記念碑が設置できたことに感謝したい」と関係者の労をねぎらった。

記念碑は川越市庁舎入り口左に設置された。除幕と贈呈を行う式典には川越市のロータリークラブや市民50人以上が集まった。五輪や東京オリンピックエンブレム、ゴルフ・スポーツピクトグラムが刻まれた高さ3メートルの石碑に「大きいし、川越の新しいシンボルになる」「オリンピックの感動が思い起こされる」と、市民から歓迎の拍手や歓声が起きた。記念碑の裏面は男女優勝者や日本選手の成績とスコアが刻まれている。

東京2020オリンピック・ゴルフ競技記念事業実行委員長の藤井潔氏(元川越ロータリークラブ会長、川越市ゴルフ協会会長)は「歴史に残る記念碑が完成した。社会奉仕活動やゴルフの発展に寄与したい」と力を込める。

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