「学生新聞(秋号)・小学生新聞」発刊パーティーが10月22日、東京・千代田区の日本工業倶楽部会館で開催された。「学生新聞」は、約40人の大学生インターンがコンテンツを企画し、取材依頼から記事作成を行う学生向け情報誌。学生が話を聞きたい芸能人や企業の経営者らの学生時代の体験や経営理念、プロ意識をインタビュー形式で紹介する。春と秋の年2回、10万部発行され、全国約850の大学や短大・専門学校に無料配布される。

約250人が集まったパーティーでは、制作に協力した企業の経営者が学生にエールを送ると、元プロボクシング世界王者の亀田興毅氏がジム経営の苦労などエピソードを交えたトークで発刊を祝った。

発行者で主催者の内田雅章氏(TOP CONNECT株式会社代表取締役)は「多くの仕事を知り、さまざまなジャンルの人の話を聞くことで、今までの価値観にとらわれない発想で自分の人生を切り開いてほしい」と発刊の趣旨を話す。

秋号のリーダーを務めた神田理苑さん(日本女子大3年)は、「コロナ禍での学生生活に閉塞(へいそく)感を感じていたが、学生新聞の活動に参加し、取材を通して普通会えない企業のトップの考え方を聞くことで視野が開けた。不安もあったが自信になった」と笑顔を見せた。

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