松戸ポニーズは6人、市川ポニーは5人と部員が少ないため、合同チームとして大会に出場している。今年の3年生は1年生の時から合同チームで活動しているためチームワークもよい。今春、合同チームでユニホームを新調し、春季大会からは同じユニホームを着て戦っている。山口幸司監督(48)は「より一層チームの一体感が出てきました」と話す。

身体能力の高い捕手・豊崎信乃助が主将を務めチームを引っ張る。速球派右腕の岡方大翔が投手陣の柱だ。コントロール重視の杉森航平、髙田崚真、左サイドスローの関本優輝らもエースの座を目指し競い合う。打線は俊足の1番打者・多田翔、小技のうまい2番・中西慧らがチャンスメークし、長打力のある関本、豊崎らがポイントゲッターになる。攻守に大きく成長した吉村悠之介にも山口監督は大きな期待を寄せる。

春季大会の予選リーグではEブロックで1勝3敗の5位と苦戦したが、最終予選で2連勝して全日本選手権出場権を勝ち取った。山口監督は「上を目指して1つ1つ戦っていきたい」と意気込む。

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