ビーチバレーボールの「マイナビジャパンツアー2022 立川立飛大会」が5月3日から3日間、東京・立川市のTACHIHI BEACHで行われた。国内最高峰の同大会に、並々ならぬ思いを抱いて参加したのが村上めぐみ(36)藤井桜子(31)ペアだ。

2人とも会場のTACHIHI BEACHのお膝元、立飛ホールディングス(HD)の所属。東京オリンピックに出場した村上は、2月に立飛HDのサポートを受けると同時に藤井とコンビを組み、パリ五輪に向けて再始動した。村上は「東京オリンピックが終わって休んでいたので、自分を戻していくのが一番」と、徐々にペースを上げていくと話しつつ「このタチヒビーチを日本のビーチバレーの中心にしていきたい」と、使命感に燃えている。

昨年10月に入社した藤井は「海のない立川に砂のビーチがあるということで、今後は小、中、高校生に向けてビーチバレーを盛り上げたい。コロナが落ち着いたら、地域の皆さん、子どもたちを誘って盛り上げていきたい」と話す。社員の応援を追い風に、初日は2試合を2勝。3日目の決勝進出は逃したものの、2人が同じ目標に向かって日々前進している。

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