全国36の信用金庫で組織する「よい仕事おこしフェア実行委員会」(事務局=城南信用金庫)は4月25日、熊本県庁で蒲島郁夫熊本県知事(76)へ、全国251地域のコメで造られた日本酒「2022絆舞」と球磨焼酎「絆咲(きしょう)」を贈った。同時に、地域産業や中小企業の振興、災害時の支援などを目的とした「包括的連携に関する協定」を締結した。よい仕事フェア実行委員会から熊本中央信金の岡本浩幸理事長や城南信金の川本恭治理事長。協賛金庫から熊本信金の井星伸一理事長、熊本第一信金の鴻池卓児理事長、天草信金の田中豊浩理事長が出席した。

「よい仕事おこし-」は、2012年から被災地の復興支援や地方創生、地域の枠を超えた課題の解決を目指している。17年「興(お)こし酒プロジェクト」を立ち上げた。

蒲島知事は「全国の信用金庫のネットワークで当県特産品の販路拡大やPRに尽力していただきお礼を申し上げる。今回の連携締結が、災害からの復興や半導体関連産業の集積が進む熊本県のさらなる発展に寄与することを期待している」。「よい仕事おこし-」事務局の川本城南信金理事長は「これからも全国の信用金庫が協力して、熊本県はじめ日本を明るく元気にしていきたい」と話した。

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