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紙面企画

事件記者清水優 ブラジル体当たり

事件記者清水優 ブラジル体当たり

◆清水優(しみず・ゆたか)1975年(昭50)生まれ。38歳。東京外大ポルトガル語学科卒。98年入社。静岡支局、文化社会部、朝日新 聞社会部警視庁担当を経て、文化社会部に帰任。事件、事故など中心に行き当たりばったりながら体当たりで取材。体重95キロ。

サンパウロでは座禅も人気 土曜には50人も


 【サンパウロ26日(日本時間27日)】サンパウロでは、日本文化がブラジル人にも伝承されている。曹洞宗の両本山南米別院「佛心寺」(采川道昭総監=65)では、地域住民に座禅を指導。大勢のブラジル人がお寺を訪れている。

 サンパウロのリベルダージ地区にある「佛心寺」。曹洞宗の永平寺、総持寺の両本山の南米別院では、大勢のブラジル人が、座禅の会に通う。土曜日には50人ものブラジル人が寺で座禅を組む。多くが非日系のブラジル人だ。

 住職の采川さんは「抱えている問題を、座禅を通じて自分を明らかにすることで解決する。みなさん日本人より熱心に仏教を勉強されています」と話す。

 今年1月から座禅に通うエロイーザさん(35)は精神科医。座禅に通う理由をたずねると「患者さんたちと接する時の私は医師ですが、他の時間は1人の人間。いろいろ問題を抱えていたが、座禅で静かに自分を見詰めることで、頭の中をクリアにできるので通っています」と話した。

















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