元東京高裁判事で弁護士の細野敦氏(59)が18日、TBS系「サンデージャポン」(日曜午前9時54分)に生出演。2015年の性的行為強要疑惑を報じられ、週刊文春を提訴したダウンタウン松本人志(60)の第1回口頭弁論が3月28日に開催されることについて言及した。

双方歩み寄りによる示談の可能性について語った。「和解の可能性については、これから1年、争点整理というか、お互い主張し合うので、裁判所の方で和解はどうですか、というのはある」と発言した。

今後の裁判の流れについては、第1回口頭弁論の文春側の対応次第だといい「文春側は争うとだけ答弁した場合は、3月28日の次の期日は文春側がボールを持つことになるので、文春側は詳細な反論をしなければなりません。一方、文春側がかなり詳細な反論をしてくると、今度3月28日の次の期日には松本さんの方にボールが移るので、松本さんが反論しないといけない」と語った。

その上で「その場合は1カ月半ぐらい準備しなければならないので、5月のゴールデンウイーク明け、5月中旬ぐらいに次々回期日が予想される。双方に異議がなければ、非公開の争点整理手続きである弁論準備手続きという手続きに移ってしまいます。双方代理人が場合によっては裁判所にも出廷しないで、WEBで行われる可能性もあります」と続けた。

松本は1月8日、所属事務所を通じて、裁判に注力するために芸能活動を休止することを発表。同22日には、所属する吉本興業が、松本の代理人弁護士から訴訟を提起した旨の連絡があったことを発表。代理人は「名誉毀損(きそん)に基づく損害賠償請求及び訂正記事による名誉回復請求を求める訴訟を提起いたしました」と報告。代理人によると、発行元の文芸春秋と週刊文春編集長に、約5億5000万円の損害賠償などを求めているといい、裁判も代理人は「記事に記載されているような性的行為やそれらを強要した事実はなく、およそ『性加害』に該当するような事実はないということを明確に主張し立証してまいりたいと考えております」としていた。

一方、週刊文春編集部は「これまでの報道内容には十分に自信を持っている。訴状の中身を精査し、次号の週刊文春でこちらの主張をしっかりとお伝えする」とコメントした。