脚本家の倉本聰(くらもと・そう、本名山谷馨=やまや・かおる)さんが18日、多臓器不全のため死去した。91歳。倉本財団が28日、公式サイトで発表した。「北の国から」の大里れい役でデビューした女優横山めぐみ(57)が、所属事務所を通じてコメントを寄せた。

横山は「倉本先生がお亡くなりになったという知らせを、先程受け取りました」という。「亡くなられたのが9月18日ということですが、その日は先生の丸い文字を思い出しながら、先生の真似をして原稿用紙に万年筆で、文章をしたためておりました」と、思わぬ偶然を明かした。

「私は1987年『北の国から’87初恋』で純くんの初恋の相手、れい役としてデビューしました。当時は『倉本聰の秘蔵っ子』とメディアに取り上げていただきました」とデビュー時を振り返りつつ「その後も『北の国から』シリーズ、シリーズ・街『川は泣いている』『やすらぎの刻~道』に出演させていただきました。『セリフの語尾を変えない。語尾にはその人物のキャラクターを表現しているのだから。』という先生の教えが忘れられません。お酒の嗜みも先生に教えていただきました」と倉本さんとの思い出も明かした。

「数年前に京都から電話したのが、最後になってしまいました。私の『真珠夫人』の成功を喜んでくださり、『よろめきドラマのよろめき夫人だね』なんておっしゃって、『次は京都で会おう』と。その約束が果たせないままになってしまいました。倉本先生の『北の国から』のおかげで、今の私があります。感謝の気持ちでいっぱいです。心の整理がまだついておりませんが、倉本先生のご逝去を悼み、心よりご冥福をお祈りいたします」と悼んだ。

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