★神奈川新聞社会面に「一人一人に力ある」のタイトルでデモについての記事が載った。「国会の会期末が迫る中、高市早苗政権による強引な政治に対する抗議のうねりが広がっている。10日夜には東京・永田町の国会前で抗議集会が開かれた。主催する有志グループのメンバーは「『数の力』で押し通すことは民主主義とは違う。市民が自由に声を上げられる社会こそが健全。一人一人に力があると信じてほしい」と訴える。

★規模や人数でデモの意味を否定する声もある。自民党の議員の中には「デモ」や「市民」という言葉を嫌う人が多い。さすがに多くの大学がロックアウトした学生運動華やかなりし頃の世代も政界では大分ベテランの様相だが、国会前のデモに党派を超え顔を出す議員も多い。ところが自民党の新人衆院議員・門寛子(東京8区)は4月、ネット番組で全学連の学生たちと討論し「国会に集まってペンライトを振って、それで政権は変わらないですよね。厳しいことを言うようですけれど、『ごっこ遊び』にしか見えない。本気で政治を変えるんだったら、政党をつくって人々の支持を集めて、政治に打って出ればいいんですよ。それをやらないで言葉だけで「高市はおかしい」とか言うのはいいが、『ごっこ遊び』の域を超えないんですよね。そういうところが私は分からないです」と言い放った。この時「私は衆院議員だから支配階級」とも発言した。

★聖心女子学院から東京大学法学部へ進学し、経産省に入省、コロンビア大学ロースクールに留学。総理補佐官・中谷元の秘書官を務めたこともある。まぶしい経歴の大変立派な“支配階級”だ。ご本人は発言の言葉足らずを釈明したようだが、発言の物腰からは経歴に即したレベルのものはなかった。13日の日本テレビの朝の番組「DayDay.」は10日の国会前デモについて取り上げ、司会・山里亮太が「政策の否定というより、単純に政権に対する反対・批判じゃなくて、これは優先順位をもう1回考えてくれませんか、政治の(優先)順位の、順番の否定ということですよね」と解説したが、意味がよくわからなかった。(K)※敬称略