山梨県は26日、富士山の同県側登山道「吉田ルート」で、今夏から義務化する通行料2000円を支払った人にリストバンドを配布し、着用を求める方針を明らかにした。同県富士吉田市で開いた観光関係者らとの会合で説明した。

県によると、5合目に設置するゲートを通過する前に、料金所で通行料の支払いを求め、リストバンドを配る。

ゲートを閉じる午後4時から午前3時の時間帯に山小屋の宿泊者が通過する際は、料金所窓口でスマートフォンの宿泊予約画面などを提示してもらうことも明らかにした。(共同)