国連のグテレス事務総長は6日、パレスチナ自治区ガザで戦闘を続けるイスラエルとイスラム組織ハマスの双方に対し、戦闘休止に合意するよう求めた。戦闘休止案を受け入れたとするハマスの発表を「逃してはならない機会だ」と強調。合意実現へさらに歩み寄るよう双方に訴えた。

グテレス氏はニューヨークの国連本部で、イタリアのマッタレッラ大統領と会談した際に述べた。イスラエル軍がガザ最南部ラファに地上侵攻すれば「壊滅的な人道被害」が発生するとして、強く反対した。(共同)