偽の大学卒業証書を市議会議長らに示したなどとして、有印私文書偽造・同行使罪などで在宅起訴された前静岡県伊東市長の田久保真紀被告(56)を巡り、県警が2月に被告宅を家宅捜索した際、押収した被告のパソコンから、証書を作る際に使ったとみられるデータが見つかっていたことが25日、関係者への取材で分かった。
田久保被告側が公判で、証書について「第三者が作成した可能性がある」と訴え、無罪主張する方針であることも判明。初公判は年内にも静岡地裁で開かれる見通し。
関係者によると、パソコンをサイバー捜査で解析し、データを見つけた。証書は現在、弁護人が保管している。
静岡地裁は5月、検察、弁護側双方が主張や証拠を整理する公判前整理手続きの実施を決定。検察側の証拠開示手続きが進んでいる。検察側はデータを公判の重要な証拠とする考えとみられる。(共同)

