20年東京五輪・パラリンピックのメダルを都市鉱山から造る取り組みで21日、都庁でイベントが行われ、東京都の小池百合子知事、12年ロンドン五輪競泳平泳ぎで連覇を果たした北島康介氏、大会組織委の遠藤利明会長代行らが出席した。

 携帯電話などの小型家電28品目を2月から回収。8月までに全国参加自治体では約536トン、NTTドコモは約130万台の携帯電話を回収した。しかし、北島氏も「全然足りていないようだ」と苦戦中。

 必要量は携帯電話にすると約2000万個。それでメダル5000個を造る。小池氏は冗談交じりに「集まり具合ではメダルを少し軽くするかも」と19年春の期限まで道のりは険しいが、達成へ向け年末の大掃除で古い小型家電が出てくることを期待してPR。北島氏は「パソコン100台は集めたい」と意気込んだ。