【金子真仁アメリカ横断ウルトラドライブ第3章】新しい夢ができたシカゴの夜

旅が好きです。日本の全市区町村の97・3%を踏破済みです。掛け算の世の中、野球×旅。お気楽に不定期で旅する「野球と旅を、こじつける。」。今回は少年時代からの夢の続き。5月半ばに「アメリカ横断ウルトラドライブ」の第3章へ向かいました。

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ウイスキーでマリネしたオマハビーフのステーキ(撮影・金子真仁)

ウイスキーでマリネしたオマハビーフのステーキ(撮影・金子真仁)

■第35チェックポイント=オマハ

カンザス州から再びネブラスカ州に戻り、マイルフォードの街から再び高速フリーウェーに乗った。そろそろ休憩したい。

西武は今季から「パワーナップ」を導入した。要は昼寝。ちゃんと補足すると、昼食後に20分ほど何かにもたれて取る、短時間での快眠のこと。これによって集中力回復や疲労回復につながるという。

私は30歳の頃から長距離運転が好きだ。当時は旅路での仮眠なんてゼロ発想。氷入りアイスコーヒーやブラックガムで何とかし、寝ている時間があったら先へ進みたかった。

残念ながら体力が落ちた。寝ないときつい。不慣れなアメリカの道だし、わずかな集中力欠如が取り返しのつかない事態になる。フリーウェーの休憩スポットでわずかに窓を開け、シートを倒して1時間仮眠。これが最高に気持ちいい。

寝ておいて良かった。州都オマハが近づき、車の量が増える。何車線もあるのにぎっしり埋まり、それなりに皆飛ばす。やっとの思いでオマハに着いた。「オマハなら、オマハビーフですよ」。シンクレアだったか誰だったか、西武の誰から聞いたとおり、オマハビーフのステーキはすごかった。ウイスキーでマリネしているらしい。

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1980年11月、神奈川県座間市出身。法大卒、2003年入社。
震災後の2012年に「自転車日本一周」企画に挑戦し、結局は東日本一周でゴール。ごく局地的ながら経済効果をもたらした。
2019年にアマ野球担当記者として大船渡・佐々木朗希投手を総移動距離2.5万キロにわたり密着。ご縁あってか2020年から千葉ロッテ担当に。2023年から埼玉西武担当。
日本の全ての景色を目にするのが夢。22年9月時点で全国市区町村到達率97.2%、ならびに同2度以上到達率48.2%で、たまに「るるぶ金子」と呼ばれたりも。