安倍晋三首相が10日、江陵五輪パーク内にある20年東京大会の広報施設「ジャパンハウス」を訪れた。東京の街を仮想現実で散歩できる3Dシステムなどを体験し、満足した様子だった。

 元五輪相で大会組織委員会の遠藤利明会長代行は「いろいろなご意見があるが、韓国と連携し、首脳会談もやれた。(首相の訪韓は)意義深いものになった」と述べた。また、遠藤氏は開会式を見た感想を問われ「スポーツに政治が介入しすぎるのは良くないが、その国その国の平和実現へ向けたやり方がある。それもスポーツの良さでは」と語った。