東京都の小池百合子知事は1日の定例会見で、17年衆院選を前に自ら立ち上げた希望の党で、中核的な存在だった細野豪志衆院議員(47)が、無所属のまま自民党二階派に加入したことについて問われ、「(活動の)舞台を確保したかったのではないか」と分析した。

細野氏について「希望の党立ち上げの際、中心的な役割を果たしてくれた。選挙期もほとんど地元には入らず、他の方の応援に回るなど、大変責任感の強い方だ」と評価した。その上で、「自民党(二階派)入りは結局のところ自らお決めになったと思うが、政策を実現したいという思いから、舞台を確保したかったのではないかと感じた」と述べた。

細野氏と二階氏の関係については、「たぶん(細野氏の選挙区の)静岡つながりではないかと思う」と述べた。細野氏は1月31日の二階派会合後、伊豆半島に上陸した狩野川台風(1958年9月発生)の対応に尽力した、旧静岡2区選出の遠藤三郎元建設相の秘書を、二階氏が務めていたことに言及していた。

小池氏は、細野氏を受け入れた二階氏にも自ら言及。「二階さんという方は、いろんな方を寛容に受け止められるので、今回も細野さんを受け止められたのだろう。山梨の知事選で当選した長崎(幸太郎)さんも、二階さんがケアをされ、知事になられた」と指摘。二階氏に「来る者拒まず」的な印象があることを念頭に置いたとみられ、「二階先生のような(寛容な)方は、だんだん減ってきている」とも指摘した。