立憲民主党の比例代表候補で元「モーニング娘。」メンバーの市井紗耶香氏(35)は落選となった。比例代表で立憲民主党の最終2議席の当選者は石川大我、須藤元気両氏となった。

14歳、12歳、6歳、2歳の4人の子どもの母親。「子育て問題の改善が遅いのは、政治の世界に子育ての当事者が少なすぎるから。お父さんの声、お母さんの声を国会に届けたい」。子育て当事者として、アピールし続けた。

選挙中、2歳の次女が熱を出し、1度だけ活動ができないこともあった。夫が子どもの世話をするなど、家族の支えも大きかった。

知名度を生かし、枝野代表ら党幹部と全国を回った。一方、政治家への転身は「(アイドル経験とは)全く別のことだと思っている」と気を引き締め、国政の場での活躍を誓っていた。