北方領土を武力で取り戻す発言などをめぐり、日本維新の会を除名となった丸山穂高衆院議員は29日、国会内で「NHKから国民を守る党」の立花孝志代表と、会談した。

丸山氏は会談後、立花氏と会見し、立花氏から要請されていたN国への入党要請を受諾したことを明かした。「代表とともに、しっかりやらせていただきたい」と、語った。

丸山氏は通常国会開会中の今年5月下旬、「2カ月の休養が必要」とする診断書を出した後、ほとんど国会に姿をみせなかった。

一方、参院選で1議席を得てさらなる勢力拡大を目指す立花氏は、30日に再び会見し、閣僚経験者の入党か会派入りを発表する予定があるとしている。第1次安倍政権で行革担当を務め、みんなの党代表も務めた渡辺喜美参院議員の名前が、挙がっている。